ルッカ[Lucca]という街
山を越えて来た私たちを迎えてくれたのはルッカで行われていた秋の豊年祭だった。
馬や七面鳥にまじりランボルギーニ製の耕耘機まで売られていた。

ルッカには中央に城があり城壁と堀が残っている。私たちはここで川から流れて来た水と同じようにメルカートの開かれている中心街を散策してみた。

綺麗な水の流れるところ
ミラノにも沢山メルカートは開かれているがココのそれは違って感じたのだった。ココに暮らす人々に余裕が感じられるのだ。綺麗な水の流れるルッカには都会にはない時間が流れているように感じて次の街である最終目的地ピサ[PISA]を目指してルッカを後にした。
斜塔が見えるよ!
ルッカからスペイン丘と呼ばれる山を越えると地中海を背にしたピサ[PISA]の街が一望できた。
この丘からもピサの塔が傾いていることが肉眼でわかる。
市街地に向かって伸びる畑の中の並木道をぐいぐい進んで行くと中心街にぶつかった。塔があったおかげで平野に降りても迷うことなくたどり着いた。
ピサと言えば斜塔を思い浮かべる人が多いと思うがこの塔はよくも立っていられるなと言うぐらい傾いている。
実際年々徐々に少しずつ傾きが増していきこのままでは倒れてしまうと言うことで3年前の大がかりな修復工事が行われ傾きが固定された。
 ピサの街はは塔だけでは無く城下町が大変美しい。今なお残る城壁は中世の街や臭いを感じさせてくれる。
ピサに向けて木製自転車がはしる! ムービーを見る
今回の旅のお友達:ミラノにてファッションの学校に通う22歳。近所で買った変速無しのママチャリにまたがり今回、峠を越えた。マシンじゃないんだ、行く気が大事だと言うことを彼はクチにしないが体現してくれた。
いつの日かドアtoドアの旅に憧れるが自転車は捨てられない。
旅先での道や地域を知るには最高の道具である。ましてや言葉の不自由な外国では自転車で見る景色が大きな情報源になり良い出会いを生む。
自転車での旅はバスや飛行機と違い一つの線として記憶に刻まれる。
走り回れば線が面へと変化し頭の中に地図が出来上がる。
いつか自転車でイタリア一週を夢見るのであった。